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Dance Triennale Tokyo 2012

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ABOUT こどもの城 SPIRAL GOETHE INSTITUT Image Forum 国連大学 青山ブックセンター Bloomberg TCW

限りなき瞬間 infinite moments

コンテンポラリーダンスは、文化、歴史、教育、政治、経済等、社会の中で呼吸し脈を打ち、同時代を共に生きています。コンテンポラリーダンスの地軸はアメリカ、フランス、ドイツ、カナダ、イスラエルと立ち上がり、そして北欧、東欧、南米、アフリカ、アジアなど地球上の各地で成長しています。また、日本のコンテンポラリーダンスの裾野はこれまでにないほど広大で、そこにたくさんの新しいダンスの萌芽が成長し、溢れ出す独創性とその多様なダンスから、新しい時代のうねりが、確かに始まっています。

未知なる時間と空間のただ中へ! 混沌の中から身体で探し求める本質、無限を垣間みるような瞬間に出会うことがあります。私たちは共感、驚き、発見、また言葉にならない深い衝撃・・・そして限りない可能性を秘めた瞬間を獲得し、“真実”を一つひとつ積み上げようとしているのかもしれません。“限りなき瞬間”に一人でも多くの人々に立ち会っていただけたら喜びです。

2002年にスタートしたこのフェスティバルは、世界の振付家・ダンサーが一堂に集う国内最大のコンテンポラリーダンスの祭典です。今回5回目を迎え、ベルギー、ブラジル、フランス、ドイツ、インドネシア、イスラエル、韓国、スイス、オランダ、日本の10カ国から15以上のカンパニーが参加します。青山円形劇場、スパイラルホール、東京ドイツ文化センターでの公演、ダンス・ワークショップのほか、こどもの城ピロティ(広場)での屋外パフォーマンス、青山通りに面するスパイラル1F エントランスでのダンスショウケース、シアター・イメージフォーラムでのダンスフィルム、青山ブックセンター本店でのブックフェア、国連大学でのシンポジウムなど、ダンスに関する多彩なプログラムが満載です。

「ダンストリエンナーレトーキョー2012」は、世界の舞台芸術の場で活躍する同時代の表現者達との交流を通じて、コンテンポラリーダンスの裾野を広げること、新たなオリジナリティが生まれる文化的土壌を豊かにしていくことを目指して開催しています。前回の2009年にはダンス一色の青山に国内外から10,000人を超える観客・参加者が訪れました。日本最大規模のダンスフェスティバルとして、日本のみならずアジアからのダンスの発信源として、今後ますます重要な役割を担っていく「ダンストリエンナーレトーキョー2012」にどうぞご期待ください。

 

見どころ

ほぼすべてのプログラムが日本初演(珍しいキノコ舞踊団のみ東京初演)です。
日本初来日のナセラ・ベラザ[アルジェリア出身、フランスを拠点に活動]の作品は、今年7月開催のアヴィニョン・フェスティバルで発表する世界初演の新作です。
世界初演は向井山朋子+ニコル・ボイトラー+ジャン・カルマンによる「シロクロ」。
南米から初めての招聘。世界中が注目する振付家/ダンサー、リア・ロドリゲス[ブラジル]を迎えます。
このフェスティバルの顔ともいえるヤスミン・ゴデールは今回で3回目の参加。今回は振付と共にダンサーとしても参加、ゴデール自身が日本では6年ぶりに踊ります。
海外で活躍中の日本人ダンサーが帰国公演を果たします。
平敷秀人[スイス]、今津雅晴[カナダ、平敷秀人作品に参加]、伊藤郁女[ベルギー、アラン・プラテル作品に参加]
JAPAN FOCUS / ASIA FOCUS
今回新たに開催するアジア、日本の振付家による作品を特集するこのプログラムでは、インドネシア、韓国、日本等の新たな才能を国内外に発信する役割も担います。
舞台美術も注目です。
ヤスミン・ゴデール作品の舞台美術=ヨハイ・マトス[Yochai Matos イスラエル、アーティスト]
珍しいキノコ舞踊団作品の舞台美術=ジャスティン・カレオ[Justin Caleo 豪、デザイナー]
世界各地から、ダンス映像作品の最新作および、歴史的に貴重なものまでを集めた8プログラムを上映。実際に見ることが難しい過去・現代のダンサーたちの映像に接する出会いの場としてだけでなく、映像で捉えることによって新たなインスピレーションをダンスそのものにもたらす場として映画館が機能します。
海外のトップアーティストが指導するワークショップ。国境を越えて活躍する彼らと直接出会うことで、多様なダンスの可能性をじっくり体験する貴重な機会となるでしょう。テクニックのみならず身体とのむきあい方を、子供から大人まで幅広い層に伝えます。
青山通り沿いの新たな拠点として国連大学、東京ドイツ文化センターが加わり、青山一帯がダンス一色に染まります。

 

2012年7月14日現在

開催概要

名称|ダンストリエンナーレトーキョー2012
 
会期|2012年9月27日(木)~10月14日(日) 18日間
 
会場|青山円形劇場、スパイラルホール、東京ドイツ文化センター、シアター・イメージフォーラム、
   国連大学、青山ブックセンター本店、青山学院アスタジオ(予定) 他
 
主催|財団法人児童育成協会(こどもの城 青山劇場・青山円形劇場)
   スパイラル/株式会社ワコールアートセンター
   ダンストリエンナーレトーキョー2012実行委員会

共催|株式会社ダゲレオ出版(シアター・イメージフォーラム)、東京ドイツ文化センター、国連大学(予定)

助成|平成24年度文化庁国際芸術交流支援事業、ベルリン市政府文化局、
   アンスティチュ・フランセ パリ本部、スイス・プロ・ヘルヴェティア文化財団、
   アーツカウンシル東京準備機構(公益財団法人東京都歴史文化財団)、公益財団法人セゾン文化財団、
   EU・ジャパンフェスト日本委員会

特別協賛|Bloomberg L.P.

協賛|オランダ王国大使館、公益財団法人フランダースセンター、ミナ ペルホネン、ネスレネスプレッソ株式会社、
   株式会社 資生堂、東急ステイサービス株式会社、トヨタ自動車株式会社、ヤマハ株式会社、

提携|ブラスメディアコーポレーション株式会社(青山ブックセンター)、渋谷青山通り商店会、青山表参道商店会、
   渋谷ヒカリエ、青山コモンズ、青山学院大学 社学連携研究センター

後援|ベルギー王国大使館、ブラジル大使館、インドネシア大使館、イスラエル外務省 イスラエル大使館
   韓国大使館 韓国文化院、スイス大使館、ケベック州政府在日事務所、アンスティチュ・フランセ東京、
   渋谷区、日本ダンスフォーラムJaDaFo、新書館「ダンスマガジン」

協力|SIDance(ソウル)、Seoul Performing Arts Festival(ソウル)、
   金沢21世紀美術館(公益財団法人金沢芸術創造財団)、KYOTO EXPERIMENT、NPO DANCE BOX & Art Theater dB KOBE、
   横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

広報協力|東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)

インターン|跡見学園女子大学、昭和音楽大学音楽芸術運営学科、武蔵野音楽大学
 

  
ダンストリエンナーレトーキョー2012実行委員会
名誉総裁|高円宮妃久子殿下

アドバイザリー・コミッティ(五十音順)
石井達朗(舞踊評論家/慶応義塾大学名誉教授・早稲田大学講師・愛知県立芸術大学講師)
榎本了壱(クリエイティブ・ディレクター/アタマトテインターナショナル代表/京都造形芸術大学教授)
貫 成人(舞踊評論家/専修大学文学部教授)
乗越たかお(作家/舞踊評論家)
久野敦子(公益財団法人セゾン文化財団 プログラムディレクター)

スタッフ
チーフプロデューサー|小野晋司(青山劇場・青山円形劇場)、小林裕幸(スパイラル)
プロデューサー|平岡久美(Dance in Deed!)、宮久保真紀(スパイラル)、山下宏洋(シアターイメージフォーラム)
広報|西山裕子(ナンジョウアンドアソシエイツ)
宣伝美術・Webデザイン|太田博久(golzopocci)
制作|滝沢麻衣、寺田貴美子(スパイラル)
インターナショナルコンタクト・翻訳|桑原綾子、浜口彩子

テクニカルコーディネート|原口佳子 舞台監督:小野哲史、筒井昭善、横尾友広
照明コーディネート|元木浩一(青山劇場・青山円形劇場)、大塚之英(スパイラルホール)
音響コーディネート|武藤一郎(青山劇場・青山円形劇場)、浮岳厚(スパイラルホール)