身体と社会の生態系
2年に一度、東京・青山エリアを中心にダンスの「今」と「これから」を提示するダンスフェスティバルDance New Air(略称:DNA)。2021 年も、社会を敏感に感じ取りながら新しい風を起こしていくアーティストが集結します。
鼓動が人を動かし、感情を解き放つ。太古の時代から、人々は祈りや願い、喜びや悲しみといった感情の表現として踊り、身体を通して語ってきました。踊りは、私たち人間の身体に組み込まれた根源的な DNA のような存在かもしれません。時を超え、現代の表現者たちは、時代を見つめ、絶えず変化し続けます。
今回の「Dance New Air 2020->21」では、「身体と社会の生態系」をキーワードにしています。 自然や社会、私たちを取り巻く環境で様々な異変や、人や場所の分断が起きています。社会に生きる 私たちが、これからどう生きるのか。突然にはっきりと立ち現れたその問いに、それぞれのアーティストの眼差しと思考が重なります。
東京・青山エリアを中心に、田町や北千住のサテライト会場を含む 6 会場で、国内外 6 組の公演を行います。 そのほか、若手アーティストによるショーケース、展覧会でのパフォーマンス、映画館でのダンスフィルム上映や書店でのダンスブックフェア、親子向けのワークショップとして人気の高い「ダンス保育園!!」など、さまざまなプログラムをご用意しています。自分たちの周辺を直視するところから思考を広げるダンス。Dance New Airがご紹介する作品群から、未来に向けてのヒントや希望を見出していただけましたら幸いです。 ダンスと初めて出会う人々にも、またダンスと深く関わってきた人々にも、新しい扉を開くフェスティバルとなることを願います。
Dance New Air実行委員会
一般社団法人ダンス・ニッポン・アソシエイツ
- 会期
- 2021年10月23日(土)〜11月12日(金)
- 会場
- スパイラルホール、草月ホール、SHIBAURA HOUSE、ゲーテ・インスティトゥート東京、港区立みなと科学館、BUoY、シアター・イメージフォーラム、青山ブックセンター本店、スパイラルガーデン
- 主催
- Dance New Air実行委員会
一般社団法人ダンス・ニッポン・アソシエイツ
- 共催
- 港区(港区文化プログラム連携事業)、株式会社ダゲレオ出版(シアター・イメージフォーラム)、一般財団法人草月会、ゲーテ・インスティトゥート東京
- 助成
- 文化庁文化芸術振興費補助金(国際芸術交流支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
- 協賛
- 株式会社THE BODY RIDE
- 協力
- 株式会社ワコールアートセンター、SHIBAURA HOUSE、株式会社小林プロデュース、青山ブックセンター本店、ダンス保育園!!実行委員会、SPREAD
- 後援
- イスラエル大使館
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
- アドバイザリーボード
- 石井達朗(舞踊評論家/慶応義塾大学名誉教授/愛知県立芸術大学非常勤講師)
榎本了壱(クリエイティブ・ディレクター/大正大学教授・表現学部長/京都芸術大学客員教授)
貫 成人(舞踊批評)
乗越たかお(作家・舞踊評論家/株式会社ジャパン・ダンス・プラグ代表)
久野敦子(公益財団法人セゾン文化財団 常務理事兼プログラム・ディレクター)
- チーフプロデューサー
- 宮久保真紀
- プロデューサー
- 平岡久美、山下宏洋(シアター・イメージフォーラム)
- スーパーバイザー
- 小野晋司、小林裕幸
- 制作
- 岩中可南子、Elly Fujita、元行まみ
- 票券
- 滝沢麻衣
- 広報
- 竹形尚子(dailypress)、森祐子
- 宣伝美術
- 太田博久(golzopocci)
- ウェブサイト構築
- 大須賀政裕
- SNSアシスタント
- 岩崎里穂
- 翻訳
- ジェイミ・ハンフリーズ、清水美帆
- スパイラルでのプログラム
- テクニカルコーディネート:原口佳子
舞台監督:小野哲史
演出部:湯山千景、山添賀容子
照明:勝本英志(株式会社LightingLab)
音響:浮岳厚(株式会社ストーリー・レーン)
映像オペレーション・映像配信:NPO法人LAND FES(松岡大、安藤誠、木村雅章、酒本凌、仁山裕斗、根本駿介)
テクニカル通訳:山添賀容子
- 記録撮影(スチール)
- ユーリア・スコーゴレワ
- 記録撮影(映像)
- 冨田了平