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distant voices - carry on

 
Dance New Air 2016 プレ公演 サイトスペシフィックシリーズvol.1

“distant voices ‒ carry on” ~青山借景

2015年10月10日(土)   18:00
2015年10月11日(日)   14:00/18:00
2015年10月12日(月・祝) 14:00/18:00
 
集合場所:スパイラルホール(スパイラル3F) 東京都港区南青山5-6-23
www.spiral.co.jp
 
受付・開場は、開演の20分前
上演時間:約120分
各回:120名
 
チケット:2,500円 *9月1日発売
チケット取扱:
オンライン予約 http://dancenewair.tokyo/ticket
TEL.0120-240-540(平日10:00~18:00)※カンフェティチケットセンター
 
慣れ親しんだはずの日常風景をさりげなく非日常へと反転させた『Borrowed Landscape-Yokohama(横浜借景)』 から3年-。ハイネ・アヴダルと篠崎由紀子は、今年30周年を迎えるスパイラル [建築:槇文彦] の空間を舞台に、ヨーロッパと日本のアーティストによる国際共同制作『“distant voices ‒ carry on』”~青山借景』に取り組みます。
スパイラルの屋内外、一般には公開されない空間に身体/音/オブジェを介在させ、時間の経過とともに作品の形態を変化させていくサイトスペシフィックな作品。
来場者ひとりひとりが自分の位置や見方を主観的に選択することができ、知覚が開かれ、ありふれた日常を別のイメージへと読み替えるパフォーマンス体験です。

ブリュッセルとオスロを拠点に世界各国で活動している「fieldworks」主宰/芸術監督のハイネ・アヴダルと篠崎由紀子。ともに、メグ・スチュアート率いる「Damaged Goods」でダンサーとして活躍した後、1999年より振付家としての活動を始める。現在まで20作品を振付・演出、各国の主だった芸術祭から招聘を受け上演している。劇場空間での作品に留まらず、ホテルやオフィス、スーパーマーケットなど数多くのロケーションベースの作品を創作・発表。2011年日本で初演された 『Field Works-office』 をきっかけに、伝統的な造園技法である〈借景〉の概念をパフォーミングアーツに用いた国際共同制作 「Borrowed Landscape Project」 を開始。これまでに、日本の第一線のアーティストたちとのコラボレーションで、横浜にあるモデルハウスや商業モールを舞台としたサイトスペシフィックな作品 『Borrowed Landscape-Yokohama(横浜借景)』 を発表。ダンスの概念を覆す取り組みとして好評を博す。本作は、ベルギー/ドイツ/ポーランド/レバノン/東京でのリサーチを経て、2014年10月にベルギー・ルーヴェンで初演され高い評価を得た 『distant voices』 をベースに、ヨーロッパと日本のアーティストによる世界初演となる。
 
コンセプト・演出 : ハイネ・アヴダル、篠崎由紀子
インスタレーション : 梅田哲也
振付・出演 : イングリッド・ハークスタッド、陽かよ子、アイヴィン・セルイエセット、アンドレイ・アンドリアノヴ、山田うん、遠田 誠、白神ももこ、長内裕美、ハイネ・アヴダル、篠崎由紀子
サウンド・デザイン : ローランド・ルイテン、ジョアン・ロワゾ 
美術 : アルノ・ムールマン 
ドラマトゥルク : アンドレ・アイエルマン
 
エキストラ出演 : KEKE、暁月、岡田智代、尾形直子、梶本はるか、熊谷理沙、斉藤稚紗冬、新宅一平、菅江一路、長尾明実、日坂春奈、藤倉めぐみ、三浦建太朗、 森田理紗、吉澤慎吾、吉福敦子、和中和央
 

ハイネ・アヴダル
振付家・パフォーマー。fieldworks主宰。1969年オスロ生まれ、ブリュッセル在住。ノルウェー国立バレエ学校後、ベルギーのP.A.R.T.Sにてダンス、振付、映像を学ぶ。1997年から2001年メグ・スチュアート率いる「Damaged Goods」に所属、ゲイリー・ヒル、アン・ハミルトン、シュテファン・プーハーらと共同製作を行う。2000年より振付家として活動開始。同年から篠崎由紀子とのコラボレーションを始め、身体、映像、オブジェなどを使ったインタラクティブな作品を制作。インスタレーションや映像作品も手がける。2009年より篠崎と共に『Field Works』シリーズを開始。ホテル、オフィス、自然環境などを取り入れたパフォーマンスプロジェクトを制作し、ヨーロッパ各地で公演を行っている。日本での活動は、2011年2月『Field Works – office』横浜公演、同年10月『Borrowed Landscape –Yokohama』、2012年8月『Borrowed Landscape –Yokohama #2』がある。
篠崎由紀子
振付家・パフォーマー。fieldworks主宰。1969年オスロ生まれ、ブリュッセル在住。ノルウェー国立バレエ学校後、ベルギーのP.A.R.T.Sにてダンス、振付、映像を学ぶ。1997年から2001年メグ・スチュアート率いる「Damaged Goods」に所属、ゲイリー・ヒル、アン・ハミルトン、シュテファン・プーハーらと共同製作を行う。2000年より振付家として活動開始。同年から篠崎由紀子とのコラボレーションを始め、身体、映像、オブジェなどを使ったインタラクティブな作品を制作。インスタレーションや映像作品も手がける。2009年より篠崎と共に『Field Works』シリーズを開始。ホテル、オフィス、自然環境などを取り入れたパフォーマンスプロジェクトを制作し、ヨーロッパ各地で公演を行っている。日本での活動は、2011年2月『Field Works – office』横浜公演、同年10月『Borrowed Landscape –Yokohama』、2012年8月『Borrowed Landscape –Yokohama #2』がある。
陽かよ子
1980年東京生まれ、ブリュッセル在住。金井芙三枝に師事、日本大学芸術学部演劇学科卒業。中村しんじ、ヤン・デュローチク、野坂公夫、ピエール・ダルド等の作品に参加した後、2005-2007年文化庁在外研修員としてベルギーに渡る。研修後ジセラ・ロシャカンパニー(チューリッヒ)、トゥーラ・リムナイオスカンパニー(ベルリン)との契約、その後フリーランサーとしてブリュッセルに移り、ウゴ・ドハース、ティノ・セガール、コレット・サドラー等多数の振付家との共同制作、作品に参加。
長内裕美
大学在学中より、国内のダンスカンパニーにて活動。2008年より振付活動を始める。2010年にフランスのアンジェ国立振付センターにてレジデンス、2012年に韓国人振付家ノ・ギョンエと共同制作を行う。文化庁の在外研修員としてハンガリーのブダペストにて活動。平成27年度ポーラ美術振興財団研修員。現在、ベルギーのブリュッセルを拠点とする「fieldworks」にて研修中。
山田うん
振付家、ダンサー/Co.山田うん 主宰
ダンスカンパニー「Co.山田うん」(2002年設立)を主軸に、振付家、ダンサーとして国内、アジア、中東、欧州など世界各地で作品製作や舞台公演、ワークショップなどを行う。そのほか音楽、美術、学術、伝統芸能とのコラボレーションや、新体操選手への振付、演劇やオペラの動作指導など。2013年第8回日本ダンスフォーラム大賞受賞。2014年度東アジア文化交流使。第65回芸術選奨舞踊部門文部科学大臣新人賞受賞。
http://yamadaun.jp/
写真クレジット:(c) 宮川舞子  (c) Maiko Miyagawa
文化交流使 Japan Cultural Envoy
芸術選奨文部科学大臣新人賞 new face award of Minister of Education Awards for Fine Arts
遠田 誠
パフォーマー・演出家/まことクラヴ 主宰
2001年、世間のハザマにダンスその他を割り込ませる為「まことクラヴ」を結成。劇場はもとより美術館、博物館、市役所、商店街、電車内、空港に至るまで出没し。サイトスペシフィックな活動を展開する。東京コンペ#2ダンスバザール大賞、トヨタコレオグラフィーアワードオーディエンス賞、第1回日本ダンスフォーラム賞を受賞。ヨコハマトリエンナーレ等アートイベントにも多数参加。
http://www.makoto9love.com/
白神ももこ
振付家・演出家・ダンサー/モモンガ・コンプレックス 主宰
1982年東京生まれ。幼少よりバレエを始める。2005年から「モモンガ・コンプレックス」の全作品の構成・演出・振付を担当。音楽劇『ファンファーレ』や木ノ下歌舞伎『義経千本桜』共同演出、ままごと『わが星』振付の他、2012年F/Tモブや北九州演劇フェスティバルのパレード演出なども手掛ける。 2014年フェスティバル/トーキョーにて美術家毛利悠子、音楽家宮内康乃らとストラヴィンスキーの『春の祭典』を発表。
http://www.momongacomplex.info/
梅田哲也
ライブや展示などの作家
1980年生まれ。2002年以降ヨーロッパにおける数々の音楽フェスティバルに出演。Festival Bo:m、Theater Spektakel、Noorderzonなど舞台芸術のフェスティバルやプロジェクトでも作品を発表。国内外の美術館およびオルタナティブな空間でインスタレーションを発表するなか、08年の個展 『門』や11年からの Breaker Projectとの共同作業など、建築構造から観客の行動までを素材とした体験型プロジェクトを展開。
http://www.siranami.com/
KEKE
大学在学中から、身体表現「ミイム」を和田千恵子氏に師事する。現在はダンス、演劇など多岐にわたる活動をしている。2015年より尾花藍子主宰のダンスカンパニー「ときかたち」に出演している。同カンパニー所属。
暁月
踊らない時間を経て、2012年より活動を再開。近作に『東京ノマド』、『だって、ラジオ体操』がある。
岡田智代
ダンサー/大学卒業後ダンスから離れ、15年後三児の母になってまた踊り始める。2005年トヨタコレオグラフィーアワードのファイナリスト。ソロ活動の他、ジェローム・ベル、多田淳之介、捩子ぴじん、山下 残等の作品に出演。ただ生きるように踊る。
尾形直子
ダンサー・整体師/Co.山田うん、タバマ企画のダンサーとして国内外での公演に参加。その後整体師としてインド・デリーでサロンを運営。帰国後、ダンサーとしての活動を再開。多方面の音楽家と活動を共にし、音のような身体・動きを追求中。
梶本はるか
振付家・ダンサー/幼少よりクラシックバレエを始める。2005年より「BATIK」のメンバーとして、国内外の公演に出演。ダンサーとして活動の傍ら、ソロ作品を発表。横浜ダンスコレクションEX2015コンペティションⅡにて、MASDANZA賞を受賞。
熊谷理沙
中学高校で創作ダンス部に所属。立教大学文学部教育学科を卒業後はコンテンポラリーダンサーとしての道を選ぶ。2014年よりソロ作品を創作し、様々な場所で発表。イラストレーターとしても活動中。
斉藤稚紗冬
幼少よりモダンバレエを、大学でコンテンポラリーダンスを始める。2015年日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。現在加藤みや子、鈴木陽平にダンスを学ぶ。横浜ダンスコレクションEX 2014 新人振付家部門 ファイナリスト 。「BULLET」として活動中。
新宅一平
ダンサー・振付家/京都にて今貂子、山下残の活動に参加。上京後は、伊藤キム主宰の「輝く未来」に所属。ダンサーとしてBABY-Q、小野寺修二、田畑真希らの舞台に出演。ファンシーな創作ダンス集団「ドドド・モリ」主宰。
菅江一路
大学からダンスを始め、青木尚哉、平原慎太郎に師事。2011年~2014年まで「Noism2」に所属。金森 穣、山田勇気、稲尾芳文らの作品に出演。2014年から東京に拠点を移し、平原慎太郎率いる「OrganWorks」等、様々なプロジェクトに参加。
長尾明実
ダンサー・振付家/1983年大阪生まれ。ベルリンを拠点にダンサーとして多くの振付家の作品に参加。2014年ウィーンの芸術大学からゲスト講師として招聘される。2015年コラボレーション作品「|||(1)」をブリュッセルのKaaitheaterにて公演。
日坂春奈
俳優/関東国際高校演劇科を卒業後、舞台俳優として活動。近年、まちの風景を活かした作品創り、発表を行っている。近作の創作・出演作として『THEATER ZOU-NO-HANA』@横浜ゾウノハナテラス、『六本木アートナイトスイッチ』がある。
藤倉めぐみ
俳優/過去に映画吹き替え、ラジオ番組制作、ラジオパーソナリティ、ナレーション等の声を使った表現を中心に行う。現在は主に舞台俳優として活動し、ダンス作品にも出演。屋外パフォーマンスに多数参加している。
三浦健太朗
8年間のサッカー生活の後、大学からコンテンポラリーダンスを始める。学内の活動の他、ダンスのコンクール等に積極的に参加。卒業後は創作活動と並行して、ダンスに限らず幅広い経験を積むための活動を展開中。
森田理紗
1986年生まれ。2008年早稲田大学法学部卒業。現代アートの美術館に在職。日本のビジネスウーマンから着想を得て、2013年に青山霊園にてパフォーマンスを行う。現在は、アート、身体、環境を横断するプロジェクトを進行中。
吉澤慎吾
立教大学在学時に勅使川原三郎と出会いコンテンポラリーダンスを始める。卒業後は勅使川原三郎、近藤良平、大橋可也、長谷川寧らの作品に参加。劇作家・演出家の松田正隆が主宰する「マレビトの会」プロジェクトメンバーとしても活動している。
吉福敦子
振付家、ダンサー/モダンダンス、バレエ、ボディワークを学ぶ。身体の感覚・質感を丁寧に探りつつ、その動きの必然にこだわり「書物を読むようにダンスの行間を読み解く」を信条に、ソロや作品毎にメンバーを組むUnit Dance Bookshelfとして活動中。
和中和央
ダンサー/2014年10月~2015年9月、武元賀寿子主催「渋谷公園通りクラシックス即興パフォーマンス」に出演。最近では安田敬主催公演、中嶌一彦主催イベント、竹澤悦子&尾引浩志ライブに出演。辻本知彦に師事し、独自のスタイルを追求している。

 
プロダクション : fieldworks vzw、Heine Avdal
プロデューサー : 宮久保真紀(Dance New Air)、岡崎松恵(Offsite Dance Project)
テクニカル・ディレクター : 遠藤 豊
照明 : DOTWORKS
音響 : 中原 楽
広報デザイン : 太田博久
映像ドキュメンテーション : 藤井 光
記録映像 : amano studio
 
主催 : Dance New Air
(一般社団法人Dance Nippon Associates)、株式会社ワコールアートセンター、NPO法人Offsite Dance Project
共同制作 : スパイラル、Borrowed Landscape Japan、STUK (Leuven, Belgium)、PACT Zollverein (Essen, Germany)、APAP、fieldworks、Heine Avdal
助成 : 公益財団法人セゾン文化財団、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、Norwegian Ministry of Foreign Affairs、Norsk Kulturråd、Vlaamse Gemeenschap、Vlaamse Gemeenschapscommissie
フェスティバル/トーキョー15連携プログラム
 

一般社団法人ダンス・ニッポン・アソシエイツ
公益財団法人セゾン文化財団
アーツカウンシル東京
フェスティバル/トーキョー15連携プログラム

 
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