最も重要な振付家の一人バットシェバ舞踊団のアーティスティック・ディレクター、オハッド・ナハリン。彼の人生の転換点に立ち合った本作は、精神的で深い洞察に満ちたドキュメンタリーだ。観客は非常なる完璧さを求める芸術性と、類まれなビジョンを持った人間に出会うことになる。8年間に渡って撮影され、ナハリンの振付作品のリハーサルに密着し、貴重な記録映像と、息をのむダンスシーンとで紡がれる。SXSW映画祭で観客賞、ソフィア国際映画祭では最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞した話題作。
DNA2016会期中に関連GAGAワークショップあり。
アメリカ人振付家のウィリアム・フォーサイスはフランクフルト・バレエ団のディレクターとして国際的に名を馳せるようになった。彼は、世界各地から集まった精鋭のダンサーたちを、自らの振付で演劇的なイマジネーションの完璧な道具としてしまった。本作ではフォーサイスがインプレッシング・ザ・ツァーを振付する様子と、ビハインド・ザ・チャイナ・ドッグスの準備のためニューヨーク・シティ・バレエ団のダンサーにその厳格なメソッドを伝える様子を描いている。監督は伝説的テレビ番組「われらの時代のシネアストたち」の批評家・映画監督のアンドレ・S・ラバルト。
Program Cの上映作品内容が一部変更となりました。
最新の作品や1936年の貴重な映像もご覧いただけます。
内容をご確認の上、ご来場ください。
『サンズ・オブ・シシー』サイモン・メイヤー 2016年
『JINX 103』ジョゼフ・トリフェリ+ガボール・ヴァルガ 2014年
『FOLK-S』アレッサンドロ・スキアッローニ 2012年
『ソワレ・デクヴェルテ<別れのダンス>』コリン・ダン 2014年
『真の物語のその後』クリスチャン・リゾ 2013年
『9000 pas』ジョアンヌ・レイトン 2015年
『BIT』マギー・マラン 2014年
『Sacre #2』ドミニク・ブラン 2014年
『サルディーニャ島のダンス』フランシーヌ・ランスロ 1983年
『マルティニーク島のダンス』キャサリン・ダンハム 1936年
『Nkululeko』カンパニー・ヴィア・カトルホン 2009年
『コリン・ダン & eRikmプロジェクト』コリン・ダン 2016年
『犠牲』 監督:ドナルド・リチー 1959年/16mm/10分
『へそと原爆』 監督:細江英公 1960年/16mm/15分
『戦争ごっこ』 監督:ドナルド・リチー 1964年/16mm/22分