音楽家として作曲という手法を様々なメディアに応用し、映像・サウンド・立体・インスタレーションなど幅広い表現で作品を発表し続ける蓮沼執太による新作展覧会。
西洋音楽の世界での音楽三要素「メロディ/ハーモニー/リズム」の中から「リズム=律動」をテーマに掲げ、「リズム」という考え方を時間軸を超えた拡張を行うことにより、様々な時間や空間の動きを美術作品として提示します。会期中、ダンスパフォーマンスやトークイベントも開催。
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http://www.shutahasunuma.com/compositions/
Shuta Hasunuma
Installation view of “compositions: space, time and architecture”
at Aomori Contemporary Art Centre, 2015
Photo by KuniyaOyamada
1983年、東京都生まれ。音楽作品のリリース、蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、演劇、ダンス、音楽プロデュースなどでの制作多数。近年では、作曲という手法を様々なメディアに応用し、映像、サウンド、立体、インスタレーションを発表し、個展形式での展覧会やプロジェクトを活発に行っている。最新アルバムに「メロディーズ」(2016)、シアターピース「TIME」(KAAT神奈川芸術劇場)がある。自ら企画・構成をするコンサートシリーズ「ミュージック・トゥデイ」を主催。2014年はアジアン・カルチャル・カウンシル(ACC)の招聘によりニューヨークに滞在。主な個展に「作曲的|compositions – space, time and architecture」(国際芸術センター青森 2015)、「have a go at flying from music part3」(東京都現代美術館 ブルームバーグパヴィリオン 2012)など。
http://www.shutahasunuma.com
ダンサー/振付家。コンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。2009年よりまことクラヴ(遠田誠主宰)の活動に参加。 音楽PVや演劇作品への振付・出演、美術作家とのコラボレーション等、精力的に活動中。 第1回ソロダンサフェスティバル2014最優秀賞受賞。
くっきりとした動き、長い手脚を活かした独特の存在感で、様々な振付家の作品に携わる。これまでに、小野寺修二、白井剛、森下真樹、康本雅子、インバル・ピント&アブシャロム・ポラック、ASA-CHANG&巡礼、束芋演出作品等に出演。
東京造形大学絵画専攻在学中より身体表現に出会う。ホナガヨウコ企画への参加をきっかけに、舞台公演/アートパフォーマンス/映画/MV/広告/写真など身体を用いる様々な媒体で活動を展開している。
22歳で渡仏しマイムとサーカスを学ぶ。フリーランスダンサーとして東京を拠点に活動中。瞬発力と抜群のボディバランスを生かした動き、ストイックな挑戦心とユーモアを併せ持ったパフォーマンスは高い評価を得ている。
1975年生まれ。詩人、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授。共編に『虚像の時代 東野芳明美術批評選』(河出書房新社、2013)『日本の電子音楽 インタビュー編』(engine books、2013)。関わった展覧会に「青柳菜摘 冨士日記」(NADiff Gallery、2016)「あゝ新宿 スペクタクルとしての都市」(早稲田大学演劇博物館、2016)「磯崎新 12×5=60」(ワタリウム美術館、2014)「おくりもの 藤幡正樹 Expanded Animation Works」(恵比寿映像祭、2014)等。