DANCE NEW AIR

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Dance New Air フェスティバル・トーク
「新たなダンス・アーカイブの手法」

10.1 wed 19:00~21:00

会場:こどもの城 10F 参加費:無料(申込制) ※通訳あり
登壇者:
オン・ケンセン(シアターワークス演出家、シンガポール国際芸術フェスティバル芸術監督)
久野敦子(公益財団法人セゾン文化財団プログラムディレクター)

2014年4月にスタートした、オン・ケンセン氏や日本の複数の振付家が参加して、コンテンポラリーダンスのアーカイブの可能性とその手法について考えるプロジェクト「ダンス・アーカイブの手法」(主催:文化庁、公益財団法人セゾン文化財団)では、作品を資料としてアーカイブすることやレパートリーとして残すのではなく、アーカイブされた作品が新たなダンスの作り手に渡り、再び創作されるまでの経緯を辿ってみることで、アーカイブの方法や可能性を探究することを目指している。新しいリクリエイションのためにどうアーカイブを使うのか、という新たな視座からコンテンポラリーダンスの現在を考えてみたい。

「ダンスの明日」

10.2 thu 14:30~17:00

会場:こどもの城 10F 参加費:無料(申込制) ※通訳あり
登壇者:
伊藤千枝(振付家・演出家・ダンサー・珍しいキノコ舞踊団主宰)
石井達朗(舞踊評論家/慶応義塾大学名誉教授・愛知県立芸術大学非常勤講師)
オン・ケンセン(シアターワークス演出家、シンガポール国際芸術フェスティバル芸術監督)
乗越たかお(作家・舞踊評論家/株式会社ジャパン・ダンス・プラグ代表)
久野敦子(公益財団法人セゾン文化財団プログラムディレクター)

「新たなダンス・アーカイブの手法」ついての考えを受けて、従来の「保存」という概念を超えて作品を残し、将来の創作に貢献する可能性と不可能性について考えてみたい。新しいリクリエイションのために「保存」されたものをどのように使うのか。協働創作や一回性の高い作品をリクリエイションする課題は何か。アーティストが自身の作品をアーカイブして他者に渡すことは可能なのか。地球全体に拡張して国や民族、言語、世代等を超えて同質に共有することのできるダンスを、いかに人に伝えるか、という問いから、ダンスとは私達にとって何なのか、ダンスの未来に継承することは何か、といったことを話し合いたい。

ルーマニア – 日本 <イースタン・コネクション> アーティスト・トーク

イースタン・コネクション

9.13 sat 14:30~16:30

会場:こどもの城 10F 参加費:無料(申込制) ※通訳あり
登壇者:コスミン・マノレスク(振付家)、山下残(振付家)、ミハエラ・ドンチ(ダンサー)、乗越たかお(評論家)

<イースタン・コネクション>は、コンテンポラリーダンスの分野におけるルーマニアと日本のコラボレーション・プロジェクトで、ルーマニアを代表する振付家 コスミン・マノレスクの呼びかけで、両国からアーティスト、プロデューサー、批評家等が参加して2013年にスタートした3年プロジェクト。今回は、兵庫・城崎アートセンターと東京・森下スタジオで約1ヶ月間のグループ・リサーチを行うが、この協働プロジェクトのユニークな取り組みとプロセスについて参加アーティストが紹介する。

乗越たかお ダンス酔話会

9.20 sat 14:30~18:30 (途中休憩有り:屋外パフォーマンス観覧)

会場:こどもの城 10F 参加費 ¥2,000(申込制)
今回は二部に分け、「縦軸と横軸」でコンテンポラリーダンスにアプローチする。前半は歴史的な縦軸に沿ってコンテンポラリーダンス誕生の秘密を探る。しかも今回、日本の黎明期を支えた青山円形劇場やスパイラルホールの貴重な記録映像も特別に公開される予定だ。そして後半は今世界中で行われているダンスを横軸として、乗越が世界中をまわって見てきた「ダンスにおける最先端の知的挑戦」を映像と共に探っていく。そしてタイトル通り、以上の全てを乗越たかおや観客(希望者)が酔った状態で行う。これまでも日本各地で行われてきた「酔話会」は、歯に衣着せぬトークによってダンスの可能性に挑む試みである。(乗越たかお/作家・舞踊評論家)

クローディア・ラ・ロコによるレクチャー

クローディア・ラ・ロコ

9.21 sun 14:30~16:30

会場:こどもの城10F 参加費 ¥1,000(申込制) ※通訳あり
共催:Whenever Wherever Festival
ダンスについて書くこと、ダンスと共に書くこと、ダンスの中へ書きこむこと、そしてダンスを通して書くということについてのレクチャー。批評を広義に捉え、ジャーナリズムの精神を持ちながらも、ダンスという捉えがたい現象をいかに言葉にできるのか。詩を書く場合と、批評を書く場合で言葉とのスタンスが変わらないでいられる者こそが、よい書き手であるとクローディア・ラ・ロコは言います。詩人、そして、ダンス批評家であり、また振付家や音楽家とのコラボレーション・ワークも手がける彼女の活動を通して、批評とダンス、ダンスと言語の枠組みを新たに考察する絶好の機会である。

クローディア・ラ・ロコのワークショップはこちら
JaDaFo(日本ダンスフォーラム) 3連続トーク

Vol.1 生かすも殺すも小劇場―コンテンポラリーダンスの原点を考える

9.26 fri 19:00~21:00

会場:こどもの城 11F 参加費:無料(申込制)
企画・進行:石井達朗
ゲスト:伊藤直子(セッションハウス)、岸正人(あうるすぽっと)、林慶一(d-倉庫)、小野晋司(青山円形劇場)

大きな劇場ではなく、小さな劇場、または劇場にとってかわるオルタナティヴ・スペースこそ、コンテンポラリーダンスを活性化する現場である。踊る場がなくしては、新しい試みも成立しない。青山通りの円形劇場、神楽坂のセッションハウス、日暮里のd-倉庫、池袋のあうるすぽっと等は、東京の中心でそんな役割を果たしている数少ない空間である。大都会の小スペースでダンスの制作に力を入れている方々に参加していただき、コンテンポラリーダンスを生む現場の声を聞き、その近未来について考える。(石井達朗/舞踊評論家)
JaDaFo(日本ダンスフォーラム) 3連続トーク

Vol.2 ダンスを超えるカラダ

Vol.2  ダンスを超えるカラダ

9.27 sat 11:00~13:00

会場:こどもの城 11F 参加費:無料(申込制)
企画・進行:楫屋一之
ゲスト:菅尾なぎさ(クリウィムバアニー)、羊屋白玉(指輪ホテル)、矢内原美邦(ニブロール)

“ダンス”に何故魅せられるのか。幾つかの回答を示すことは出来るが、正解といえるものはない。アーティストの“カラダ”の内側、心や意識というレベルに起きた衝動がさまざまな意匠を纏い立ち現われ、私たちに快楽や嫌悪といった多様な情動を催させる。それは生きて在ることの意味を問い続ける限りない作業の反芻と堆積であり、極めて現在性の濃厚な行為といえる。菅尾、羊屋、矢内原、この3人のアーティストたちは共に“カラダ”というメディアを用いながら、既定の境界線を侵犯し、私たちに時代を捉える新たな視点を与えてくれる。彼女たちの今とこれからを探る。(楫屋一之/世田谷パブリックシアター)
JaDaFo(日本ダンスフォーラム) 3連続トーク

Vol.3 ダンスの深化と拡張

Vol.3  ダンスの深化と拡張

9.27 sat 14:30~16:30

会場:こどもの城 11F 参加費:無料(申込制)
企画・進行:尼ヶ崎彬
ゲスト:田中泯、北村明子、山田うん
共催:科学研究費共同研究「コンテンポラリーダンスのワークショップと即興の分析」

コンテンポラリーダンスは日々変化している。さまざまなアイデアが舞台に、屋外に、さらに近年はクラウドの上にまで展開されている。もともと「コンテンポラリー」とは「共有された時代」だから、コンテンポラリーダンスは文化や技術や社会環境の変化とともに変わるはずのものだとも言える。けれどもそれらには目先の状況変化に対応しただけのものから、ダンスの将来に影響を与える本質的な変容まで、さまざまのレベルがある。このトークでは、ダンスとは何か、人はなぜ踊るのか、身体の動きはどのような意味をもつのかといった根源的な問題を追究してダンスを深化させ、その結果ダンスの概念を拡張させた舞踊家の方々をゲストに迎え、その仕事について話し合ってみたい。(尼ヶ崎彬/舞踊評論家)

お申込み・お問合せ

【トークタイトル、日時、氏名(フリガナ)、TEL、FAX、E-mail】をご記入の上、
E-mail(info@dancenewair.jp)またはFAX(03-3797-5770)にて、青山劇場・青山円形劇場(こどもの城劇場事業本部)宛にお申込み願います。
※ 定員になり次第、締切りとさせていただきます。
※ スケジュール等変更となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
『パリ、夜は眠らない。』上映&特別対談

フランソワ・シェニョー&セシリア・ベンゴレア×ヴィヴィアン佐藤

フランソワ・シェニョー&セシリア・ベンゴレア×ヴィヴィアン佐藤

10.2 thu 19:00~

会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
料金:一般 1,000円 会員 500円
予約・お問い合わせ:03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)
*2014年9月1日より、アンスティチュ・フランセ東京受付にて前売販売開始。
電話予約の場合は10月1日までに前売券をお引き取りください。

詳しい情報はこちらをご覧ください。